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なめくじ長屋奇考録
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画廊モモモグラ 一周忌追悼 佐藤タカヒロ原画展開催のお知らせ

2019/05/29 19:51|カテゴリなしTB:0CM:0
おおかみ書房直営画廊モモモグラ

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一周忌追悼 佐藤タカヒロ原画展、開催します。



2018年7月3日に、作者・佐藤タカヒロ先生急逝により惜しまれつつも未完のまま最終回を迎えた『鮫島、最後の十五日』。
『バチバチ』、『バチバチBURST』、『鮫島、最後の十五日』と、約9年間にわたり先生が熱筆し、描き上げた熱き原稿の迫力を体感し、改めて佐藤先生に「ありがとう」を伝える場を作りたいと秋田書店さんにお願いし、開催させていただくことになりました。




[前期日程] 「粉骨砕身」 2019年6月29日~7月21日
前期は「主人公・鮫島鯉太郎と複数回激闘を繰り広げることとなる、ライバルたちとの出会いと最終決着」を中心に展示。

[後期日程] 「不撓不屈」 2019年8月3日~8月25日
後期は大幅に展示替えを行い、「師弟愛・家族愛・魂の居場所」を中心に展示する予定です。




会場ではいつも通り、原画展オリジナルグッズや複製原画を作製・販売する予定です。
その売り上げの一部をご遺族にお渡しし、文字通り命を削って素晴らしい作品を届けてくれた佐藤先生に、我々読者なりの恩返しができれば、と思っています。



今後の続報は、このブログか画廊ホームページ
もしくは おおかみ書房ツイッターを中心に流していきます。
よろしくお願いいたします。


おおかみ書房第10弾 西野マルタ相撲綺談集『えんこうさん』、6/21発売決定!!

2019/05/15 21:25|カテゴリなしTB:0CM:0
ということで!
白取千夏雄『全身編集者』の発売を目前に控える中、更に新刊の予告です。





『五大湖フルバースト』の鬼才・西野マルタが描く、超絶筆致の人間VS河童、異種"角"闘大戦、
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『えんこうさん』、令和元年6月21日、おおかみ書房×リイドカフェコラボレーションで発売決定!!


収録作、
川遊びをする男女に降りかかる厄災、
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表題作「えんこうさん」!!






髪が薄くなって大銀杏を結えなくなった大関が、どんな病気でも治る河童の軟膏を求めて関ヶ原地下河童闘技場に河童のコスプレをして出場するという理解不能の奇談、43ge.jpg
『小銀杏譚』!!
(エクストリームマンガ学園で無料公開中 前編 / 後編)





いじめられっ子の少年・一平が蔵で出会った、自分と瓜二つの怪異生物の目的とは…trsnrtnrft.jpg
『怪奇腕白相撲伝』!!



河童の相撲だけで本が一冊できるの、冷静に考えて頭がおかしいし、それを出すのがおおかみ書房だ!
何処の書店で買ってもいいけど、amazonはもう取り扱い始まってるみたい。

今回はリイド社さんと提携しての商業出版七なので、全国の書店で取り扱われます。が、部数少ないので「絶対に手に入れたい」トいう方はご予約を。

リイド社でのコラボ出版は毎回「残機ゼロの勝負」なので、失敗したらもう次は出ません。ちょっとだけでも成功したら、次に出す本はもう決まっています。

西野マルタ作品を読んだことがない方でも問題ありません。俺が「自分で出してでも読んでほしいと思っている」作家の本です。
よろしくお願いします。

白取千夏雄『全身編集者』、初版1000部が予約で完売、増刷決定のお知らせ&オマケ

2019/05/12 21:03|カテゴリなしTB:0CM:0
ありがとうございます。
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白取千夏雄『全身編集者』、初版1000部が予約だけで完売する(5/12の20時時点で残15です)ので、発売前に増刷決定しました。
クレジット決済・コンビニ払いはこちら (オススメ)
銀行振込・代引きはこちら (注文から発送まで10日くらいかかるのでオススメしません)


とりあえず500部増刷します。印刷上がりが今月末で、発送センターでの検品などもあるので、明日以降にご注文の方へのお届けは6/8くらいかな、という感じになります。
初版分の委託販売先の書店は↓↓です。5/25くらいから店頭に並ぶ予定です。

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予約開始時の記事にも書きましたが、一般流通しない書籍なので、読まれた方・気になった方はSNSなどでの宣伝や乾燥お願いできるとうれしいです。
「ガロ」当時のことは深く話せませんが、取材やインタビューなども受け付けてはいますのでご連絡いただければと思います。
よろしくお願いします



以下、オマケです。
うまく挿入できる部分が無くて本には収録しきれなかったんですが、「白取さんがいかにも白取さんっぽい口調で白取さんっぽいことを言ってる」原稿の一部です。
ご注文いただいた方、こういう人間の自伝です。お届けまでもう少し掛かりますが、期待してお待ちください。


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作家さんが何よりも一番で、独創性みたいなものに惚れ込んで、この人の本を出したいと思ったら出す。「ガロ」は川崎ゆきおさんの単行本とか、根本敬さんや蛭子能収さんの最初の本もそうだけど、世間が「なんじゃこりゃ」と思うような作品でも作家に惚れ込んで出してきた。
「ガロ」は世間一般にとっての辺境ではあったけど、漫画界ではむしろ辺境なんかではなくて、アートもイラストも写真も演劇も全部取り込んだ「最先端の面白いもの」だったんだよ。『カムイ伝』に代表されるような、ある意味で真っ当な、ストレートな名作がありつつ、その一方でさっきから名前を出して悪いんだけど川崎ゆきおさんの『うらぶれ夜風』みたいなのも載せちゃう度量の大きさがあった。「編集長が認めるマイナーなもの」という狭い視野でやってない。そういう風に考えなきゃダメになる。雑誌なんだから雑多なものが載っているわけで、編集者とか出版社としては、やってて面白いとか、ワクワクドキドキするとか、そういう心が揺さぶられるものがないってのは、やり甲斐がないからさ。

「おおかみ書房」の一発目の三条先生の本なんて、この先どうなるか見えなかった。もちろん本を作る上での完成形は見えるんだけど、こういう出版形態で果たしてどうなるのかというね。それでも「この一冊を面白くしよう」ということに全身全霊を傾ける。初心者だからこの程度で勘弁してくださいというのではなく、いい本を作るための限界をもうけずに頑張った。あれが成功した時は本当に「エクスタシー」だったね。あの時は本のカバーを取った時のみんなの嬌声がTwitterで伝わってきて、その痛快さったらなかったよ。

本を出したいから出す、編集したいからする。好きな作家に好きなように描いていただくというのを、俺は「ガロ」時代ずっと貫いてやってきた。担当した作家さんたち、津野裕子さんにしても、最後に担当になった古屋兎丸さんにしても、「もう少しこう描いたら売れるよ」って、そういうことは一度も言わなかった。作家が気持ちよく、自分の表現をできるようにするのが編集なんだよ。
もちろん、それをちゃんと売ってあげられるのが一番で、その意味では今のおおかみ書房は本当に面白いと思う。
今まで「おおかみ書房」が出してきた漫画や書籍はすべて、そういう哲学が根底にあるんだよね。こういうこと言うと叩かれそうだけど、それが編集者のあるべき姿だと思うよ。お金をもらってやる「編集屋」としての仕事はいくらでもある。お金と引き換えにやりたくない仕事をやるというね。
でも、やりたいようにやって赤字が出ないくらいってのはさ、世間的には商売としてトントンなんてやっても仕方ないと思われるかもしれないけど、やりたいことをやってるっていうのはお金よりも遥かに大きい価値があるでしょ。そういう意味で「おおかみ書房」は面白いし、手伝うというか一緒にやろうという気持ちになったからね。

やっぱり面白いのはさ、通販メインで既存の出版流通に頼ってなくて、書店に置くのも宣伝くらいにしか考えてなくて。そういうスタイルで今まで出した本を全部売り切って、増刷が掛かってる本もある。それって痛快だよね。で、そういう面白いことに関われるのって俺にとっても面白いじゃない?だからこんな重病人になっていても、やってしまうわけでね。
で、俺たちは自費出版だからクオリティが低くてもいいという仕事はしてないつもり。大手だったら「こんなところに手を掛けないでしょ」というところにこだわれる強みがある。それで儲けも出るし、プロの人から見ても驚くようなクオリティにできる。これが理想かどうかは俺には分からないけど、編集したいものを編集するって気持ちは間違いなく「発露」としては正しいよね。

根本敬さんの担当も『生きる』以降の『怪人無礼講ララバイ』とか『豚小屋発犬小屋行き』とか、ずっと俺がやってたけど、根本さんが喫茶店で嬉しそうに「第五福竜丸が動いてさ、漁師がセンズリこいててさ、発射した精子が放射線を浴びて大きくなるんだよね。そのまま精子が大きくなってさ、人間の子供みたいに小学校通ったりしてさ」なんて話すのをホウホウって聞きつつ「それ面白じゃないですか」「名札とかはどうするんですかね?精子だとそのまま付けたら痛いし」とか聞いたり、そんなバカな話をずーっと1時間とかするわけですよ。そういうことを気持ちよくさせてあげるのが編集者なわけでね。

実際にそうして出来上がった『怪人無礼講ララバイ』って面白いでしょ? ちゃんと哀愁とかペーソスとかあるし、あと風刺なんかも感じるでしょ? まあ、本当はないんだけどね、勝手に読者が感じてくれるだけで(笑)。
まあそういう勘違いでもストレートでもいいんだけど、夢を見させるのが商売なわけでさ。そういうのが好きなの。

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おおかみ書房新刊 元「ガロ」副編集長自伝 白取千夏雄『全身編集者』、通販予約開始しました

2019/05/06 19:00|カテゴリなしTB:0CM:0
大変お待たせいたしました。
うちの師匠が亡くなってから2年ちょっと経ってしまいましたがようやく完成しました。





おおかみ書房第9弾 
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白取千夏雄『全身編集者』、5/6の19時から通販予約を開始します。

クレジット決済・コンビニ払いはこちら (オススメ)
銀行振込・代引きはこちら (注文から発送まで10日くらいかかるのでオススメしません)
からお申し込みください。

(一般流通はしない書籍なので、町の書店やAmazonでの取り扱いはありません)

5/25ごろから、中野タコシェさんと、まんだらけ全国各店にて、すこしだけ委託販売します。
詳細は追って。


さて、内容ですが、
元「ガロ」副編集長・白取千夏雄から見た、マイナー漫画史であり自伝。
1970年代のマンガ事情から、80~90年代の「ガロ」編集エピソードや、「ガロ」創刊者である伝説の編集長・長井勝一さんとの出会いと思い出、のちに妻となる漫画家・やまだ紫との出会い。
そして1997年の青林堂社員一斉退職事件による「ガロ」休刊騒動について。後半は2005年以降の白血病宣告とやまだ紫先生の死、最後に自分と出会って、おおかみ書房を一緒に立ち上げて…といった内容で、2015年11月~12月・2016年3月に京大病院で行ったインタビューを元に著者が本文を執筆し、著者の死後、おおかみ書房編集部が著者ブログ「白取特急検車場」を元に加筆・校正したものになります。
カバーアートは古屋兎丸先生、あとがきは元ツァイト/青林堂社長の山中潤氏にお願いしました。ありがとうございます。



帯文ともくじ
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多くの方は97年「ガロ」休刊の裏側のパートに興味を持って購入してくださるとは思いますが、個人的にはそこに比重は置きすぎず、あくまで白取千夏雄という編集者の目から見たマンガ史とガロを作った日々の記録として作りました。
なので、当時のことを知る方々に取材をして「真実はどうだったのか」という温度にはしていません。
そのあたりは、自分なりに考えた「一番フラットでバランスいい本」にしたつもりです。
ぜひよろしくお願いします。



最後に、この本は一般流通していない=本屋に並んで勝手に知られて勝手に話題になって勝手に売れていく本ではありません。
買ってくれた皆さんの口コミが生命線になります。興味を持ってくれた方、もっと多くの人に知られるべきだと思ってくれた方は、この記事や通販サイトのURLなんかを貼って、SNSで感想や宣伝してもらえると嬉しいです。


初版1000部。
たった1000部なんですけど、個人で売り切るには簡単な部数じゃありません。
めちゃくちゃ話題になって5万部くらい売れないかなーと思ったりもしますが、たぶんそうはならないので、
でもなんとか少しくらいは増刷も出来たらなと思います。

いい本が出来ました。白取さんを知らない人も、「ガロ」に興味がない人も、一人のかっこいい編集者の人生に触れてほしい。
いい本が出来たと思う。










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